可愛いの価値観と基準

関西地方の梅雨も明け、

本格的な夏がやってきました。

5月に梅雨入りして以来ジメジメした天気が続き、

突然の豪雨や雷など、

今年の梅雨は本当に長かったような気がします。


もちろん熱いのも大変ですが、

朝から青い空と輝く太陽を目にすると

それだけで元気が湧いてくるような気がします。


さて、前回のブログでもお話させて頂きましたが、

6月の初めから約一ヶ月半、

大阪市内と東大阪市にある2つの専門学校へ、

アシスタントとして研修に入らせて頂いていました。

その二つの研修が16日(金)にすべて終わり、

最後は検定試験の試験監督もつとめさせて頂きました。

いつもは笑顔の生徒さん達が、

真剣な顔で試験に取り組む姿を見ながら、

心の中で応援したり、悩んでる姿を見かけると心配になったり、

まるで母のような気持ちで見守ってしまいました。

考えると、みんな息子とそんなに変わらない年齢なんですよね。


今回、アシスタントで入らせて頂いた授業は、

パーソナルカラーの理論を学ぶ勉強が中心だったのですが、

希望すると検定試験を受ける事ができる事もあって、

授業の後半には問題集を解いたり、過去問に挑戦したり。

一緒になって、問題を解いて行くと、

生徒さん達の考え方の傾向が見えてくることがあります。

そんな中で、感じた一つが、可愛いの価値観と基準です。


最近の若い世代の方々の傾向として、

色々な物を「カワイイ」と表現するようになっている気がします。

ちっとググってみると「きれかわ」「つよかわ」「きもかわ」「ゆめかわ」

沢山の「カワイイ」が存在していました。

もちろんまだまだあります。


いろんな可愛いがあるってことは良いことだとは思いますが、

これって全て自分の中にある価値観で感じるもので合って、

つまり主観的な物なんですよね。


でも!!

パーソナルカラーつまり似合う色に大切なのは客観性。

好きや嫌いと言う感情ではなく、

多く人が共通に感じるイメージが重要になってきます。


それは例えるならば、梅干しを見て・・・・・。

誰もが感じる「酸っぱい」という感情と同似ています。

もちろん好き嫌いがあったり、

酸っぱさの加減や食感などの好みもあると思います。

けれども梅干しをみて「酸っぱい」と感じる感覚は、

多くの人に共通しているのではないでしょうか?


ではパーソナルカラーにとっての「可愛い」とは、

どんなイメージなんでしょうか?

それはスプリングカラーが感じさせる

このような色合いになります。

もちろん好き嫌いの好みはあると思います。

そこの感情は抜きにして、

パーソナルカラー(色の世界)では「カワイイ」の基準は、

イエローベースで明るくて鮮やかな色を指していると、

頭の片隅にでも留めて頂けると幸いです。


生徒さん達が受けた検定試験の結果発表は来月の中旬ごろ!!

みんな合格してくれてるといいな。


生徒さん達への感謝の気持ちを胸に、

全員の合格を祈りたいと思います。





色の魔法で未来を変える!  色彩幸師   工藤真紀

<プロフィール> カルチャーセンターや大手百貨店でのカラーセミナー、企業やショッピングモールにてパーソナルカラー診断イベントなどを担当。 診断数は延べ 600 人以上。 色の魔法の効果をわかりやすく伝える色彩心理の専門家として学校教育関係、PTA、 商工会、行政、ビジネスマン、生保営業、経営者層など幅広い業界や階層から講演に招致されている。 関西の美容専門学校や大学等で非常勤講師も務める。

0コメント

  • 1000 / 1000