語彙力を磨く

今朝は大きな雷の音と激しい雨の音で目が覚めましたが、

お昼からは一転、夏の日差しが降り注いでいます。


このところ関西では突然の雷雨が続いていて、

昨日はマンホールから水が噴き出すほど大量の雨が、

一度に降った場所もあったようです。

今日もまだ、大気が不安定のようですので、

皆様お気を付け下さいね。


とは言え、もうすぐ梅雨明け!!

本格的夏がやってきますね。


さて6月から秋から始まる専門学校の授業に備え

大阪の2ヶ所の専門学校へアシスタントとして研修に入らせて頂いています。


その一つ、大阪市内にある専門学校の授業が、昨日のラストを迎えました。

短い間でしたが、生徒さんと過ごした時間はとても楽しく、

そして多くの学びを頂きました。


その中で、私が強く感じたことは、語彙力の必要性でした。

長年、喋る仕事に携わってきているので、語彙には気を配ってきましたが、

誰かに教えるという立場に立った時、その重要性を改めて感じました。

私の息子もそうなのですが、今の若い世代の子たちは、

新聞を読まない、テレビを見ない、本もあまり読まない、

そんな傾向の子たちが多いような気がします。

情報はネットで行い、特にSNSやYouTubeが中心になってる、

そんな子もいるのではないでしょうか?


若い世代の子たちの発信力や、短い文章で情報や内容を伝えるスキルは、

本当にすごいと思うし、勉強になる事も沢山あります。

でも、何かを伝えたい時、そして何かを学ぶ時、

その根本となるのはやっぱり言葉の力が必要になってきます。

昨日の授業で、生徒さんからこんな質問がありました。

「先生、情緒的なってどんな意味ですか?」

皆さんならどう答えられますか?

何となく感覚では分かっていても、言葉で表現するのって、

ちょっと難しくないでしょうか?

私も一瞬、えっと・・・、となりながら。

「心に湧く感情で、例えば景色をみて、風情があるとか趣があるなとか思う感じかな」

と答えました。

すると今度は、「風情ってなあに?」

次々にこんな質問が返ってきました。


確かに言葉って難しいですよね。

また、それを分かり安く説明して解説する力。

それにはやはり語彙力が必要だとを勉強させられた出来事でした。


色を表現するには、様々か言葉を使います。

どうやればみんなに伝わりやすいか。

どんな言葉を伝えば分かりやすいか。

もっともっと語彙力を磨き、

色々な表現を身につける必要がありそうです。


司会も講師も言葉を使う職業!!

生涯日々勉強!!学べる喜びを感じながら。

ラスト1日になった研修に臨みたいと思います。



色の魔法で未来を変える!  色彩幸師   工藤真紀

<プロフィール> カルチャーセンターや大手百貨店でのカラーセミナー、企業やショッピングモールにてパーソナルカラー診断イベントなどを担当。 診断数は延べ 600 人以上。 色の魔法の効果をわかりやすく伝える色彩心理の専門家として学校教育関係、PTA、 商工会、行政、ビジネスマン、生保営業、経営者層など幅広い業界や階層から講演に招致されている。 関西の美容専門学校や大学等で非常勤講師も務める。

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